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2010年12月 4日 (土)

ET2010:スマートタップ

 ET2010(組込み総合技術展)でスマートエネルギー特別セミナーが開催されていた。その中の1つ、京大の松山隆司教授の「エネルギーの情報化による持続可能なスマートコミュニティの実現」というセミナーを聴講した。

 その中で「スマートタップとスマートマンションルーム」の紹介があった。電源タップに電力計測機能を組み込み、無線でh-ムサーバーへ飛ばして、電力消費量の見える化だけでなく、その電源タップに接続された家電の種類まで特定できる、という内容であった。その中で、デモビデオの紹介があり、大学の研究にしてはかなり完成度が高かった。

 ただ、松山先生も言っておられたことだが「「技術開発は完了しているが製品化は別の問題」だろう。

 そもそも電源タップの基本機能は電源を供給することで、そこへ電力計測機能をつけることで電源タップそのものの製品価値が向上するわけではない。しかも、コストからすると、電源タップの機能よりも、電力計測+無線通信機能のコストの方が高くつくと思われる。

 製品寿命も、電源タップ部よりも電力計測部の方がおよらくは寿命が短いが、電力計測機能が故障したからと言って、電源タップを買い換えるのだろうか?

 現状の機器の省エネ化はどんどん推進すべきだし、推進されておくであろう。しかし、スマートタップのように新たに従来と違う製品でエコを実現するというのは、なかなか難しい。

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