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2011年1月21日 (金)

情報工学の初期のころの熱気

 情報工学に関して続ける。情報工学は比較的新しい学問である。Wikipediaによると、1970年に京大と阪大とに設立されたのが最初らしい。
 私が入学したときは、もう既に落ち着いていたが最初の数年は大変だったようだ。教師も十分に準備ができているわけではない。これは当たり前で新規学科にはその学科出身の先生がいるはずはない。電子工学、通信工学、数理学科あたりの先生の混成部隊であったのだろう。
 今はなきbit誌に連載された「計算機莫迦話」という中で、初期の先生と学生の、どたばたしているが熱気にあふれた時代の逸話が載っていた。この連載は後に「計算機科学の発想」という単行本にまとめられたが今では絶版である。
 初期のころの混乱と熱気は、人を育てる。
 私自身は、情報工学という学問の開始時期には少し遅れたが、マイコンにはかろうじて間に合った。日本におけるマイコンの発展に大きな役割を果たしたTK-80とかPC8001とかの時代に間に合った。自分たちでコンピュータを所持することのできた第1世代で、この時代に身に着けたことが大きな財産になっている。
 では、今は成熟期かというとそんなことはない。コンピュータ関係でも常に新しい技術は出ている、様子を見ているのではなく、いち早くその技術に飛びつき、初期の熱気を共有することで得られるものは多いはずだ。私も年寄りの冷や水でいいので、常に新しい技術に関心を持っていきたい。

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