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2011年1月 2日 (日)

スキルのレベル:ドレファイスモデル

 技術開発にはスキルが影響する。特にソフトウエア開発は、スキルが及ぼす部分が大きい。スキルについて書かれた本で最も刺激を受けたのは、リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法という本である。
 この本の中身は題名からは少し想像しにくい。ドレイファスモデルという言葉を知らないとこんなに深みのある本とは思えない。ドレファイスモデルについてはネットでもあまり情報がない。
 スキルレベルを、初心者、中級者、上級者、熟練者、達人、の5段階に分ける。上級者の上にさらに2つのレベルを設けたのが特徴だ。上級者と熟練者の間にはある種のギャップがある。
 ・ルール志向から直感への移行
 ・認識の変化
 ・観察者からシステムの一部へ

 この変化が一般的なものかどうかはわからない。私自身は達人には達していない。ただ、ある分野では熟練者レベルであると思う。その目から見てこの表現はうなづける。
 そして、このモデルの最も怖い部分は、上級者が自らの技術レベルに慢心してしまい、そこでとどまってしまうことがよくあるという指摘である。これは現場でもよく見かける話で、どうしてあんなに優秀な奴が伸び悩むのかという一つの説明でもある点だ。

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