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2011年2月 8日 (火)

文章力:手紙、電話、メール

 最近の若手の文章力が落ちている、という話題になった。現場でいろんな技術文書を見せられると確かに文章力が落ちていると感じることが多い。
 最近の若い者は、というのは、古代から繰り返されてきた言葉だ、という話だが、我々の世代も同じことを言われてきた。30年前、私は大学生だった。その頃も文章力が低いと言われていた。その理由として言われていたのが、「最近の若い奴は何でも電話で済まして、手紙を書かない。だから文章力が低いんだ。」だったことをよく覚えている。自分が、電話で済まして手紙を書かない典型だったからだ。
 最近の若手は、電話よりもメールなので、我々の若いころよりも文章を書いているので、我々の世代より文章がうまくなっていいはずなのに、そうはなっていない。
 私自身は、本が原因ではないかと思っている。昔は、本の文章がもっとうまかったのだ。もちろん、哲学書とか難しい文章はいくらでもあったが、そんな本は普通の学生や社会人は読まなかった。普通の学生や社会人の読むのは文庫本とか新書だった。特に、新書は、今のようにいったいどれだけの数が出るんだ、というのではなかった。普通の書店には、岩波新書、講談社現代新書、中公新書、ブルーバックス、くらいしか置いてなかった。知的生産の技術 (岩波新書)知的生活の方法 (講談社現代新書)発想法―創造性開発のために (中公新書)といった本が売れ、読まれていた時代だった。
 いい見本があることは、重要なことであり、いい文章を書くにはいい見本が必要だ。いくら文章を書いても、いい文章とは何かを学べなければ、うまくはならないと思う。論理的な文章の見本として、かつての新書は、大きな役割を果たしていたのではなかろうか。

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