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2011年2月 4日 (金)

インテルのチップセットの問題:エンジニアはつらい

 インテルの新しいチップセットの問題がIT関連のニュースを騒がせている。CPU本体ではなく周辺チップの問題らしい。SandyBridgeと呼ばれる新しいチップセットはここ数年聞いたことがないほど評判がよく、私もPCを買い替えようとしていた矢先だった。
 チップがこんなに騒がれるのは、Pentiumの割り算回路のバグ以来ではないだろうか。あのときの問題はCPUだった。CPUは、普通はソケットを使っているので、ソケットからCPUを外して、CPUだけ取り換えるという手が打てる。
 しかし、周辺チップは基板にはんだで直付けされているのが普通なので通常は付け替えできない。修理という観点から考えると、実はCPUよりも周辺チップのほうが大変だ。まだ本格的に市場に出回る前に見つかって本当に良かったというところだろう。
 そもそも、今回の新チップは、評判が良かったため、予定より早く出荷された。メーカーの技術者として、納期プレッシャの中で仕事をしてきた身として、マーケティングの無理な要求に技術部門が負けてしまって、時間のかかる信頼性試験を十分できなかったのが今回の問題の真の原因ではないか、と思ってしまう。「だからもう少し試験してから出荷しようといってたのに」という愚痴を飲み込んで、短期間で問題解決のため不眠不休で取り組んだであろうエンジニアにご苦労様と言いたいくらいだ。
 いづれにせよ、新しいチップセットが出るまで、私の新しいPCもお預けで、当分の間、Windows-XPをだましだまし使うしかない。期待していただけに本当に残念だ。

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