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2011年3月20日 (日)

ウメサオタダオ展へ行ってきました

 知的生産の技術の著者であり、国立民族博物館の元館長としても有名な梅棹忠夫氏に関する展示会であるウメサオタダオ展が国立民族博物館で開催されている。開催の趣旨を少し長いが引用する。


 国立民族学博物館を創設し、初代館長をつとめた梅棹忠夫は、つねに分野をこえて、平易なことばで、斬新な知見をしめしてきました。本特別展ではかれの足跡をたどりながら、その思想の先見性や実効力をあらためて発見していただきます。タイトルのウメサオタダオというカタカナ書きは、そうした先覚性や革新性をあらわしています。
 名著『知的生産の技術』(1969年岩波新書)ができるまでの、カード、こざね(メモの連なり)、直筆原稿など、すべてを初公開します。また、著作集全22巻をおもにとりあげ、どのような観察記録から生まれたものかを復原します。
 日本のいかなる問題も、もはや日本だけで解決することのできない現代において、わたしたちにもっとも必要なことのひとつは、世界に対する好奇心ではないでしょうか。
 あくなき好奇心を発揮し、世界をあるき、ひらめきをのがさず、未来を想像し、文明論を構築していった、知的先覚者の軌跡。それは、みなさん一人ひとりに、混迷の時代をこえて未来をつくる羅針盤をきっとしめしてくれるにちがいありません。ウメサオ流世界のあるきかたのツボを、どうぞ、つかまえにきてください。

 民族学者としての梅棹氏ではなく、偉大な知的生産者としての梅棹氏の側面を展示するということであろう。今から30年以上も前、大学生だった私は、知的生産の技術に大いに影響を受けた。その原点を展示してあるという。しかも、大阪なので単身アパートから近い。ということで、是非とも行かなければ、といういことで見に行った。
 まずはカードシステムである。

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 これが、梅棹氏が使っていたカードである、しかし、それ以上に興味深かったのが、、知的生産の技術を読んだ読者からの手紙である、一部、読めるようになっているのだが、読者からの熱いメッセージが読み取れる。

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 全国のあちらこちらに、影響を受けた人々がいたのであろう。本は今でも発刊されるという超ロングセラーになっていて、今影響を受けようとしている人々もいるにちがいない。
 展示会は、当然、氏の業績も紹介されている。それだけではなく、カバンの中身といったものまで公開されている。梅棹氏に影響を受けた人には必見の展示会である。

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