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2011年3月 5日 (土)

「たぬきそば」と「たぬきうどん」

 私は大阪に本社のある会社に勤めている。その東京の事務所の社員食堂では、うどんの味付けを関東風と関西風とで選べるという話を以前書いた
 うどんの東西の違いには、味付け以外に有名な違いがもう一つある。たぬきうどんである。大阪にはたぬきうどんはない。揚げ入りのうどんが「きつねうどん」であり、揚げ入りのそばが「たぬきそば」である。
 大阪でも、天ぷら入りについては、うどんもそばもあるので、うどんが欲しいかそばが欲しいかは、最後まで言う必要がある。私の行きつけの立ち食いうどんや(そばを出す店でも大阪ではうどんやという)では、天ぷらそばをカウンタで頼むと調理している人へ「てんう」と伝える。天ぷらそばは「てんそ」という。
 しかし、揚げ入りのうどんは「きつねうどん」であり、揚げ入りのそばは「たぬきそば」である。なので、きつねうどん、という頼み方はしない。「きつね」と注文すれば良い。店の人も「きつう」とは言わない。「きつね」である。
 東京では、揚げ入りのうどんが「きつねうどん」であり、揚げ入りのそばが「きつねそば」である。たぬきは天かす入りのうどん及びそばにつける接頭語である。
 大阪では天かすはタダである。缶で出来た入れ物に入っている。ただし、これは全てのうどんやでそうか、というとそうではなく、私の行きつけの立ち食いうどん屋では、天かすは置いていない。
 たぬきに関しては、実はもっと奥が深く、地方によってもっとバリエーションがあるらしい。そのあたりは、東西たぬき考という記事にくわしい。庶民の食べ物は、その風土に根ざしていろんなバリエーションがあることに驚かされる。

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