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2011年3月23日 (水)

新人教育での苦労(広い知識をつける):情報処理3月号より

 情報処理学会の機関誌である「情報処理」の「プログラミング、何をどう教えているか」という連載で、、『頭が良いのに「分かる」ことができない新卒たち』とうい記事について前回書いた。そこでは、設計・開発業務で必要なのは、原理・原則の深い理解、とでもいうようなものであるという私の考えを書いた。
 一方で、上記と矛盾するのだが、広い知識も必要となる。同連載の「ゲーム開発現場におけるプログラマのあり方」から引用する。

 ゲームを開発するためには、プログラミング以外の技術が必要になることもある。これらは知識の分野であり、ゲームのプログラマがクリエータであることの最たる特徴と言える。
 最近のゲーム開発で必要となる最たるものは、ゲーム開発の多くの部分を占める映像技術である。<中略>
 このようにゲーム開発の現場では、プログラマだからといってプログラミングに傾倒するだけではなく多様な知識が必要で、知識獲得に常に興味を持ち探索する意識が必要であり、また知識を得たときには常に「プログラミングするのであればこうなるであろう」というロジックを頭の中で組み立てる癖が日頃からついていなければ、いざプロジェクトに必要となったとき、途方にくれてしまうことになる。

 この指摘はゲームに限らず、同じようなことがアプリケーションプログラムの開発の現場では言えるはずである。たとえば、最近の機器はユーザーI/Fをブラウザで作る場合が多い。その場合、プログラマといえどもWEBデザインの知識が必要になってくる。
 原理・原則の深い理解と広い知識とは両立しない。おそらく、一般に低レイヤのソフト開発には理・原則の深い理解が、上のレイヤにいけばいくほど広い知識が必要なのだろう。一言で新人教育といっても、どのような開発者へ育てるかで、教育方法が変わるのだと思う。

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