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2011年6月26日 (日)

Interface8月号に機能安全規格IEC61508の解説記事

 Interface 2011年 08月号に機能安全規格IEC61508の解説記事が載っていた。Interfece誌は、特集以外の記事がおもしろいものがあって、その記事のためにわざわざ1冊買おうかどうか迷うことがある。今回は、特集のUSBの方も良い記事だったので迷うことはなかった。
 機能安全というのが現場で聞かれるようになったのはつい最近のことであろう。もともと信頼性と安全性との違いをよく理解していないということで、それについて概説していた日経エレクトロニクスの記事を以前紹介した。安全性について網羅的に述べた参考書と言えばセーフウェア 安全・安心なシステムとソフトウェアを目指してで、この本についても以前書いた。ただ、この本は分厚く、かつ図があまりない本なので決して読みやすい本ではない。しかも、考え方などについては勉強になるが、じゃあ実務上どうすればいいのか、という直球の質問に答えてくれる本ではない。
 そこで、機能安全規格である。これも、技術上どうすればいいかについて答えてくれるわけではない。そもそも機能安全について、こうすればいい、という答えなどあるはずはないからだ。システムによって、設計によって、かけられるコストによって、その機能安全が破綻したときの損害によって、大きく変わるからである。しかし、ソフトウエアのライフサイクルにおいて、どのように機能安全の考え方を取り入れていくかという指針があるのとないのとでは大違いだ。すくなくとも、ライフサイクルの中に取り入れようという努力すらしなければ、機能安全が実現されるはずはない。そういう意味で、Interface誌の記事を読む限りIEC61508は参考になりそうな気がする。

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