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2011年6月 4日 (土)

緊急地震速報は役に立つのか:日経コミュニケーション6月号より

 私は、携帯電話の緊急地震速報を受信する設定にしている。大阪では緊急地震速報のメッセージが届くことはほとんどないが、東京では何度も聞かされている。しかも、会社だとあちらこちらで同じ着信音がしてうるさい。
 日経コミュニケーション6月号に、「緊急地震速報は役に立ちましたか?」という記事があった。緊急地震速報対応の携帯電話の所有者に対する届いた情報は役に立ったかという問いに、6割以上が役に立ったという回答である。一方で役に立たなかったという回答も25.5%あって、その最大の理由は誤報である。
 これは、火災警報器と同じような議論である。火災警報器はビルなどでは法律で義務づけられているので、職場には必ずあるだろう。そして、火災警報器の誤報を経験している人も多いと思う。たびたび誤報が起きるのでうるさいからといって、火災警報器の電源を切ってしまって、本当に火災が起きたときに警報器が鳴らず、被害を招いたという話もよく聞く。火災警報に電源は切らない、警報が鳴った時には誤報と決めつけず必ず現場確認する、というのが安全の基本である。
 このアナロジーから言えば、緊急地震速報に対しても同じ対応をすべきであろう。まず対応機種を持っている人は必ず受信可能な設定にする。速報が鳴ったら、必ず避難行動をとれるようにしておく。たとえば、机の下にもぐる、とかを面倒がらずにやる方がいいのだと思う。
 緊急地震速報は、既に発生した地震が地面を伝わる時間よりも、電気の伝わる時間の方が速いことを利用して考えられた仕組みで、原理的な仕組みは気象庁のホームページに掲載されている。こうしたシステム構築は、さすがにたいしたものである。前に書いた津波のリアルタイム警戒システムなど、日本のように災害の多い国での安全対策に対し、きっちりと予算をつけて欲しいものである。短絡的な発想しか出来ない政治家に介入させてはいけない。

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