« 札幌・小樽へ行ってきました:さっぽろ大通りビアガーデンがすごかった | トップページ | プログラミング環境Scratchは子供の夏休みの自由研究にいいかも:日経ソフトウエア9月号 »

2011年7月27日 (水)

AndroidでARMのアセンブラを勉強するというのは意表をつかれた:日経ソフトウエア9月号

 日経ソフトウエア 2011年 09月号の第2特集はARMアセンブラ入門である。ARMアセンブラというと、私のような組み込み技術者は、Interfaceとかトランジスタ技術の記事でおなじみであり、組み込み用の基板を使って学ぶものだと思い込んでいた。
 ところが、ARMは、モバイル機器でも主流のCPUなので、AndroidでARMのアセンブラを扱うことも可能である。当たり前のことなのだが、意表を突かれてしまった。私の頭の中では、モバイル機器はPC寄りの技術としてすり込まれていて、組み込み機器と同じARMを使った親戚という意識がなかったのである。
 実際には、本特集は、Interfaceとかトランジスタ技術とは異なり、一からアセンブラで、という話ではなく、C言語でコンパイルされたアセンブラコードをインラインアセンブラを用いて高速化するというアプローチでARMアセンブラを扱う。このアプローチは、アセンブラを学ぶには決して悪い方法ではない。全てアセンブラでコードを書くということは組み込み機器の世界でもほとんどないので、インラインアセンブラというのは実用的なアプローチでもある。
 アセンブラを勉強しようとする人にとって、組み込み基板を用意して、そのクロス環境を用意して、とかいうやり方は、実際にはかなりハードルが高い。かといって、PC上でx86系アセンブラを勉強するのも、x86は少し難しいCPUである。ARM程度のCPUでアセンブラを勉強するというのはいい方法であろう。しかも、Androidなら、その開発環境でエミュレータまで用意されているので、基板を用意するということもなく、ハードルも低い。
 組み込みにどっぷりつかった私にはない発想で、面白い特集であると感じた。

« 札幌・小樽へ行ってきました:さっぽろ大通りビアガーデンがすごかった | トップページ | プログラミング環境Scratchは子供の夏休みの自由研究にいいかも:日経ソフトウエア9月号 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

組み込み技術」カテゴリの記事

開発業務」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568535/52323858

この記事へのトラックバック一覧です: AndroidでARMのアセンブラを勉強するというのは意表をつかれた:日経ソフトウエア9月号:

« 札幌・小樽へ行ってきました:さっぽろ大通りビアガーデンがすごかった | トップページ | プログラミング環境Scratchは子供の夏休みの自由研究にいいかも:日経ソフトウエア9月号 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ