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2011年7月13日 (水)

理研のスパコン「京」の紹介記事:日経エレクトロニクス7/11号

 私の若い頃のスーパーコンピュータの代名詞はCray-1で、あの椅子型のCray-1に座ってみたいと友人と話したことがあることは、前にも書いた。スーパーコンピュータは私の仕事には全く関係はないが、コンピュータ関係の仕事をしている身としては、興味がある。蓮舫の暴言問題の時には、本当に頭にきたくらいである。
 久しぶりに世界一になった日本のスーパーコンピュータ「京」に関する記事が日経エレクトロニクス7/11号に載っていた。2ページほどの簡単な記事である。自分の仕事に直接関係はないので詳しい紹介は必要ないが、新聞などの記事では技術者としての好奇心を満たせない場合に、この2ページほどの紹介記事はぴったりである。
 昔からコンピュータの高速化は熱との戦いだった。そういう意味で、低消費電力化は重要だった。しかし、今や、電力供給そのものができなくなる領域に来ているらしい。今の性能は10P(ペタ)FLOPSで、1FLOPSあたりに必要な電力は1MW。この性能を次の領域である1000PFLOPS=1エクサFLOPSにしようとすると、この電力では1GWとなって、原子力発電1基分に相当するらしい。
 つまり、熱の問題がなかったとしても、そもそもコンピュータを動かすために必要な電力が、このままの技術の延長線上では供給できないのである。
 スーパーコンピュータの技術開発は、何らかの技術のブレークスルーが必要な領域に入ったということであろう。つまり、世界一を目指し技術開発を続けることが、技術の飛躍を生む時代にあるのである。先端技術のブレークスルーが産業を牽引する。
 ビジネスモデルも重要だ。でも、技術のブレークスルーのトップを走ることは、もっと重要だと信じたい。

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