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2011年7月24日 (日)

結局紙にまさる媒体はない?:電子書籍と紙の本

 何回か電子書籍がらみの話が続いた。本好きにとって、将来の書籍の形というのはかなり興味がある。
 昔は、こんなに新書という形態はなかった。今から30年以上昔、私がまだ学生だったころは、岩波、講談社、中央公論社くらいだったのではないか?あとは、新書と同じサイズだが、新書とはちがう種類として、ブルーバックスと、カッパブックスや早川ミステリーなどがあったように記憶している。そして、大型書店はあまりなく、本は最寄りの駅で買える本を選んで買っていた。
 それが劇的にかわったのが、大型書店の登場とAmazonであろう。でも、本は紙であることに違いはなかった。
 しかし、今や電子書籍の時代が本格的にやってこようとしている。私も、電子書籍でいくつかの本を読んでいる。大型本などは、持ち歩くのが大変なのでやはり電子書籍はありがたい。
 でも、何か味気ない。なんとなく、読み返す気が起きないのだ。私は、好きな本は何度も読み返す方である。何十回と読み返した本もある。ある一節だけ読み返したいときもある。
 電子書籍だと、しおり機能を使って、そこにマークをつけるのだろう。それによって、その場所へピンポイントでたどり着くことができる。でも、何か味気ない。読み返そうと思ったところが見つからずに、でもそのあたりを読み返しているうちに、新しい発見があって、という偶然性に欠ける。大げさに言えば、偶然性のない人生なんて味気ない。
 何かの記事で、電子書籍の欠点は、読むプレッシャがないことだ、という。確かに、読書家は、どんどん本を買って、積ん読する。時間ができたときに、どれを読もうかと思う瞬間ほどたのしい時間はない。
 なにか、本というのは、紙という媒体と一体のものなのである。
 というのは、たぶん、年配者の考えであろう。音楽がレコードの中身だけでなく、レコードジャケットと一体であった時代を懐かしんでいるのと同じである。本質的には情報なのだから、電子化は正解なのだ。たぶん。

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