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2011年9月30日 (金)

Intertface11月号は組み込み用Androidの特集:なぜAndroidが組み込み技術で注目されるのか

 Interface 2011年 11月号の特集は、Androidである。Androidを携帯電話以外の組み込み機器でも使おうという特集だ。
 Interface 2010年 04月号でもAndroidを特集している。本誌によれば、こんな短期間で同じ技術の特集をするのは珍しく、それだけ重要な技術だと編集部では認識しているらしい。
 その理由は、組み込み機器でもGUIが重要になってきている、開発にJavaが使える、Apache2.0 Licenceであるというようなところである。
 GUIについては、たぶん、どの組み込み機器メーカーも困っているだろう。スマートフォンの普及で、ユーザーの目が肥えてしまって、貧弱なGUIでは製品価値が下がる傾向にある。本当にスマートフォン並のGUIをユーザーが欲しているかどうかは別にして、少なくとも現場の営業からそうした声が出てきていることは事実だ。
 開発にJavaが使えるというのは、確かに生産性が上がる。私自身は、前にも書いたが、C#で組み込み機器のソフト開発ができるオープンソースの開発環境.NET Micro Frameworkにも着目している。
 ライセンスの問題は大きい。自由度の高いApache2.0 Licenceは魅力である。
 さて、これだけの理由が揃ったから、さてAndroidを使いましょう、ということになるかというと、難しい。Androidがオープンソースだからと言って、一般のオープンソースソフトとは異なりGoogle社が実質開発しているオープンソースなのでGoogle社の戦略によってどうなるかわからないという漠然としたリスクを感じるからである。組み込み機器は携帯電話などよりも製品寿命が長い場合が多い。長期間使うのだったら、マイクロソフトの方が信頼できるかも、と何の根拠もないが、感じてしまう。
 技術の進歩、特にGUIという見える部分での進歩への追従と、長期間サポートというのは組み込みソフトの新しい課題であろう。

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