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2011年9月21日 (水)

得意・不得意と長所・短所

 前回、長所を伸ばすということばかり強調されすぎていないか、という話を書いた。社会に出たときには短所を修正するということが一人前の社会人になるには重要だと思うからだ。
 今回は、長所・短所とよく似た言葉である得意・不得意について思うことを書いてみたい。どうも、こういう抽象的なことになると、文章力のなさで、何がいいたいかわからなくなるかもしれないが、少し我慢して欲しい。
 短所というのは現象として不得意という現象に現れるが、長所というのは得意と必ずしも関係しているわけではない、という気がする。
 ある人を見てその人の短所というのは、実は不得意なことの積み重ねから推察されることが多い。短所の表現として、XXXが苦手だ、という表現もよくある。たとえば、整理が苦手、という言い方がある。これは、短所としての表現にも、その人の不得意な行為への表現としても使える。
 ところが、長所というのは、得意な事と関係する場合もしな場合もある。整理が得意だったとしても、整理が得意ということを長所としての表現には使わない。もう少し、内面を表現するようなことしか、長所には使わない。
 私の観察では、短所=不得意であることが多い。一方、長所と得意とは次元がことなる。長所は内面的なもので、得意は外面的なものだ。なので、短所の修正=不得意の修正であるが、長所と伸ばすことは得意を伸ばすこととは異なるのではなかろうか。
 ドラッカーは、「人は得意な仕事の仕方で成果を上げていく。得意な仕方を向上させよ。」と言っている。成果を生むのは得意なことである。長所ではない。つまり、伸ばすべきは得意なこと、なのだと思う。
 長所を伸ばす教育というのは実はないのではないか、とさえ思っている。自分の長所を伸ばせるのは自分だけである。教育などで効果があるのは、得意を伸ばすことである。社会で成果を上げるのも得意な事なのだと思う。
 ということで、前回に戻ると、長所を伸ばす教育ではなく、得意を伸ばす教育こそ重要なのではなかろうか。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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