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2011年9月24日 (土)

光より速いニュートリノ:これを機に科学技術へ興味を持つ中高生が増えて欲しい

 朝、新聞を開いたら光より速いニュートリノが観測された、というニュースが目に飛び込んだ。理系の人間、SFファンは、びっくり仰天だろう。そんな観測結果が出てくるなんて誰も思っていなかっただろうからだ。光の速度というのは相対性理論の基本となるもので、質量を持つ物質は光速を超えられない。ニュートリノという質量をもつ物質が光速を超えたという観測結果が正しければ、相対性理論に反する結果になる。とんでもない観測結果である。追試などを含めて、結論が出るまでに時間が出るだろうけど、興味深い話だし、こうした研究に日本が関わっていることも頼もしい。予算を切ることしか頭にない蓮舫議員には意味もわからないかもしれないが。
 古き良き時代のSFファンだった私にとって、相対性理論と言えば、ワープ航法とタイムマシンである。そしてブルーバックスと故都筑卓夫氏だ。タイムマシンの話とか、ブルーバックスはこの手の話が好きな中高生のバイブルみたいなものだった。毎月1冊、何か買って読んでいた覚えがある。
 宇宙大作戦といっていたスタートレックも、再放送をせっせと見ていて、ワープという言葉もこれで覚えた。古いSFでいうと銀河パトロール隊―レンズマン・シリーズ〈1〉では、超空間チューブとかで光速を超える(今、レンズマンシリーズを読み返している。Amazonのレビューでも絶賛だが、本当に面白いのは確かだ)。いづれにせよ、宇宙を駆け巡るSFを書く際に光速を超えられない相対性理論というのがやっかいな話で、これにまつわる部分がSFの背景設定の1つの大きな要素を占めたりしている。
 まあ、万が一、光速を超えられたとしても、実際の人類は月にしか人を運べていない訳で、実生活には何の影響もない。でも、これを機会に、中高生時代の私がそうであったように、科学技術へ興味を持つ中高生が増えて欲しいものだ。

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