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2011年11月29日 (火)

台湾企業のPMのすごさ:日経エレクトロニクス11/14号「台湾メーカー流速さの秘密」

 日経エレクトロニクス11/14号の「台湾メーカー流速さの秘密」という記事を読んで、約20年前に台湾メーカーと仕事をしたときのことを思い出した。
 記事のイントロを少し引用する。

 自社ブランドで製品展開する台湾の民生機器メーカーが、存在感をますます高めている。
 原動力は、固定費が低いこともさることながら、意思決定や開発が速いことだ。
 その実現に大きな役割を果たしているのが、PM(project manager)の存在である。

 20年前の台湾には、自社ブランドを展開できるメーカーはほとんど存在しなかった。その主力はOEMまたはODM開発であった。でも、その当時でも、PMが大きな役割を果たしていた。
 本文を少し引用する。
 台湾のPMは専門職であり、それが組織の中核を成している。
 台湾のPMの基本業務は、納期やコストを計画の範囲に収めること、そのために必要な人材を選別・投入したり、あらゆるミーティングに出席し、部署をまたく問題を解決するためのお膳立てをする。

 本当に文字通りその通りである。日本のPMは、課長とかライン長がやっている場合が多いが、台湾では専門職なのである。
 私が20年前に台湾企業にODM開発を依頼したときもそうだった。PMは専門職で、かつ若いのである。最初に開発打ち合わせをした時には、その会社の技術担当の副社長とPMが同席した。このPMはむちゃくちゃ優秀で、このPMが担当してくれれば、開発もスムーズと思った。でも、実は、このPMが登場したのは、開発の全体スケジュールと仕様を決めるまでで、あとの担当は別のPMがついたのである。PMにも2通りいて、開発全体の納期設定までできるPMと、その計画に基づき実施だけするPMとがいたのだ。実施のPMはあまり優秀でなく、後でかなり困ることになった。でも、大した仕組みだ、と感心したものだった。

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