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2011年12月19日 (月)

米国特許が先発明主義から先願主義へ:日経エレクトロニクス12/12号

 日経エレクトロニクス12/12号の「『発明者は誰か』の終わり」によると、米国の特許が先発明主義から先願主義に変わるらしい。先発明主義というのは、米国の独特の制度で、本当にやっかいなものであった。現実的に考えて先願主義以外に方法はないはずである。
 これで、いろんなことが改善されるのかと思うと、そうでもないようで、7ページにも及ぶ解説記事になっている。この記事だけではよくわからなかったのは、サブマリン特許がどうなるか、である。実務的には、この先発明主義の解消と、サブマリン特許の解消が米国の特許におい最も重要である。
 私自身は、前にも書いたように、特許制度について少し懐疑的である。特許の乱用によって、世の中の進歩を阻害する方が多いような気がしている。その最たるものが、先発明主義とサブマリン特許だ。特許のような早い者勝ちのゲームは、やるならルールをあわせてやってほしい。米国の有利になるようなルールで運用されてはたまったものではない。
 それが解消されるとしたら、いい兆候である。とはいっても、米国は判例主義国家のため、本当の運用がどうなるかは、判例を積み重ねないとわからないものらしい。結局儲かるのは弁護士ということなのだろう。

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