« 現場を知らない大手企業の若造:シブすぎ技術に男泣き!3より | トップページ | Intertface2012年1月号はユーザ・インターフェースの特集:GUIはトレンドだが、組み込み技術者としてはGUIよりスイッチ+LEDのユーザ・インターフェースの原則を知りたいのだけど »

2011年12月 3日 (土)

「スティーブ・ジョブズ」の翻訳者井口耕二氏の発言が興味深い:ON THE WAY JOURNAL WEEKENDより

 スティーブ・ジョブズ本人公認の唯一の評伝であるスティーブ・ジョブズ Ⅰスティーブ・ジョブズ Ⅱはすごい売れ行きのようだ。発売から少し時間が経っているのに、平積みされている本屋が多い。
 この本の翻訳者の井口耕二氏の発言がON THE WAY JOURNAL WEEKENDで、11/19、26に2回にわたって放送された。この番組はラジオ番組なのだが、ホームページから動画でも見れるし、MP3でもダウンロードできる。しかも、Podcastでも配信している。私はいつもPodcastでiPodにダウンロードして聞いている。
 この井口耕二氏の発言が面白い。スティーブ・ジョブズ関連の書籍を今まで何度か翻訳されている方のようで、今回の本についてもいろいろ語っている。それこそ、聞いてから読むか、読んでから聞くか、というほど、的確なコメントである。開発者・経営者としての仕事だけでなく、スティーブ・ジョブズの私生活について家族や闘病生活についてもふれられた本書の読みどころがよくわかる。
 全世界同時発売で進められていて、スティーブ・ジョブズの死去に伴い急遽発売が前倒しになり、ハードワークで乗り越えたというエピソードも紹介されている。
 一方で翻訳家という仕事について述べた部分も興味深い。自分の頭の中に、4人のミラーを作る。1人は英語の本を読む人間。2人めはそれを翻訳する人間。3人めはその日本語を読む人間。4人めは、その英語を読む人間の読み取った内容と日本語を読む人間の読み取った内容とを比較して、翻訳を仕上げていく人間である。へ~、翻訳てそういう仕事なんだ、と驚くことしきりである。そして、氏の仕事のしかたは、これを1人で1冊をやりとげることで、1冊を通して統一された内容になる、ということである。確かに、チームでの翻訳は章によって翻訳の稚拙があったり細かい部分でニュアンスが異なって読みにくいことが多い。短期間での翻訳にもかかわらず、この本の翻訳は本当に素晴らしい。氏の自分の中にミラーを作って翻訳をする、1人で翻訳をするという手を抜かない仕事が結果を出せている。自分の方法をもち、こだわることの重要性を感じさせてくれる放送だった。

« 現場を知らない大手企業の若造:シブすぎ技術に男泣き!3より | トップページ | Intertface2012年1月号はユーザ・インターフェースの特集:GUIはトレンドだが、組み込み技術者としてはGUIよりスイッチ+LEDのユーザ・インターフェースの原則を知りたいのだけど »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

ラジオ・TV」カテゴリの記事

スキル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 現場を知らない大手企業の若造:シブすぎ技術に男泣き!3より | トップページ | Intertface2012年1月号はユーザ・インターフェースの特集:GUIはトレンドだが、組み込み技術者としてはGUIよりスイッチ+LEDのユーザ・インターフェースの原則を知りたいのだけど »

2019年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ