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2011年12月 8日 (木)

現場の開発力の空洞化:忘年会での愚痴

 忘年会のシーズンである。私自身は下戸なのだが、この時期だけは、いくつかの飲み会に参加することになる。内輪の同じ年代(50歳過ぎ)の技術者仲間と飲んでいるといつも出てくる愚痴は、現場力が落ちていないか、ということである。
 シブすぎ技術に男泣き!という本について、前に書いたが、この本に出てくる現場を知らない大手企業の若造と姿がだぶるような連中が増えていないか、ということである。
 まあ、世代間のギャップはあるのがあたり前で、我々の若かった頃も、今の若い連中は、と言われていたに違いない。ただ、今とその頃の違いは、組み込み関連技術はマイコンができてからの技術であり、それは我々の上の世代と我々の世代とであまり経験年数に違いがない技術だったということだ。
 今の時点では、50台の我々と20台の若手技術者の間には30年の経験の違いがある。しかし我々が20台の時には、50台の上司との間の経験は10年もなかった。この経験年数の差の違いが一つ大きく影響している。人は失敗によって成長する。なので、30年もの失敗の年月のある人間から見ると若手が何も分かっていないように見えてあたり前なのだろう。
 さらに、私が若いときは、そもそも上司はアナログ回路屋だったりして、組み込み技術をわからない人が多かった。だから結局は自分の技術力がその課の技術力だった。そんなところで、現場の問題を常に第一線で解決していったというのと、職場に自分より技術力が上の先輩が存在するのと異なるのは確かだ。でも、それにしても、プレゼンだけがうまい技術者もどきが多すぎる。
 飲み会の影響で、少し愚痴がすぎるようだ。頼りなくてもいいので、現場に出て、仕事をしてほしいと痛切に思う。、開発者は現場でしか育たないからだ。

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