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2011年12月20日 (火)

米国特許は簡単に特許になりすぎないか?:ワンクリック特許

 米国特許が先発明主義から先願主義に変わって、少しはましな制度になった、ということを前回書いた。でも、現場から見れば、米国特許には、もう一つ大きな欠点がある。それは、こんなのが特許になるのか、というようなものが権利化されてしまうと言うことである。
 この最も大きな問題がビジネスモデル特許である。今では下火のようだが、その発端を作ったアマゾンでは今でもせっせと特許を出願しているらしい。
 アマゾン・コムの野望 ─ジェフ・ベゾスの経営哲学という本に、50ページに渡ってアマゾンの特許戦略が解説されている。この本を読むまで忘れていたが、ビジネスモデル特許の発端になったのはワンクリック特許であり、そのワンクリック特許を権利化し、その権利でバーンズアンドノーブル・コムを提訴したのはアマゾンである。
 最初にワンクリック特許について聞いたとき、これが特許になるのだろうか?と思った。このあたりの内容については、前述の本に詳しく解説されている。著者が理系であるため、ある意味、ジェフ・ベゾスの経営哲学という本の副題から見れば脱線気味であるくらい詳しい。
 ワンクリック特許に抱いた感想を、これも前に書いたアップル社のインターフェース特許でも抱いている。
 何でも特許にすることの弊害があると思う。

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