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2012年1月11日 (水)

カラオケが音楽の趣味を変えた:手段が文化へ及ぼす影響

 前にも書いたが、NHKラジオ第2が好きで、日曜の夜8時(再放送は翌日曜朝10時)からカルチャーラジオという番組は毎週欠かさず聞いている。今月のテーマは新日本社会論である。
 近年、さまざまに転換が問われる日本。そんな状況をどう認識していけばよいのか、「成人の日」にちなみ若手気鋭の4人の論客に「文化・コミュニケーション・労働・社会意識」の4つの切り口からお話いただき、これからの日本社会の在り方を考えていきます。というのが主題だ。
 この放送は、1つの題材について、1回1時間、全4回放送する。4回とも同じゲストの場合もあるし、今回のように4回とも異なるゲストの場合もある。今回の第1回の宇野常寛氏の話は歯に衣を着せない話で、ちょっと極論じゃない、と思うような内容であった。内容の紹介を少し引用する。

 グローバル化とインターネットの受容は、日本においては独自の進化を見せ、特に世界的にもユニークなポップカルチャーの爛熟させている。従来の文化批評では分析できないこれらの現象を、特撮ヒーローやアイドルを題材にしながら解説していく。

 インターネットが及ぼした影響について多くの時間を割いているのだが、私のような中年にとっては、本題に入る前に少し話をしていたカラオケの話が面白かった。カラオケの登場前は、歌謡曲と言えば、異性の歌手の曲を聞くものであった。たしかに、私の中高時代の男子学生の聞く歌謡曲は、女性歌手がほとんどであった。それが、カラオケの登場によって、同性の歌手の歌を歌うようになったのだという。つまり、同性のレコード(今ではないが)やCD(これも絶命寸前かも)も買うようになってきたというのだ。
 もちろん、これはあくまで歌謡曲(Jポップ)の話で、ビートルズなどの特別な例外はあるが、確かに当たっているような気がする。ある手段系の登場が音楽の趣味を変えてしまったのである。
 そして、インターネットというものは、カラオケよりも広範囲で影響し、今や文化を変えつつある、という話に発展する。私自身はサブカルチャーに興味がないのでわからないが、子供を見ていると少なくともTVの影響は少なくなっているように思う。本もあまり読まないし。そういう世界に生きている私のような中高年は、取り残されるのだろうか。少し心配だ。

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