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2012年1月24日 (火)

本当の技術は聞くだけではわからない:耳年増では本当には使えない

 「ソースコードを見よう」という記事がITPROの記者の眼に掲載されていた。
 オブジェクト指向技術を説明するときに、いろんなたとえ話で説明する。たとえ話はわかったような気になるが実際にはソースコードを見てみないと、本当のところが腑に落ちないというのうである。すこし引用する。

 ある技術を理解したいと思ったら、過去に少しでもプログラミングの経験がある人であれば、プログラムのソースコードを見ることをお勧めしたい。Webやスマートフォンなど、現在注目されているどの技術でも、アプリケーションを開発する際には、ソースコードが必要になるからだ。ソースコードを見ることで、技術に対する理解が深まり、これまでは気づかなかったアイデアを思いつくこともあるだろう。

 この記事を書いたのは日経ソフトウエアの記者なので、この後に、日経ソフトウエアでは技術の解説とともにソースコードを掲載しています、という雑誌の宣伝になる。
 私のような現場の技術屋から見ると、聞くだけでわかった気になるというのは、大きな問題である。ソフトウエアというのは、結局はソースコードにならないと何の価値もない。生半可なコードも読めないような技術者が、大企業にはうろうろいて、コードを書くのは単価の安いソフトハウスに外注して、自分たちは仕様という高級なことをやっていると勘違いしている連中が多い。コードを書いたこともなく、どんなコードが良いコードかを見分ける実力もない連中が、聞きかじりの技術論で設計(のようなもの)をして、仕様書(もどき)を作るというケースをいやというほど経験してきた。
 この記事に追加してもっといえば、技術を聞いただけの技術者が、その技術を理解したと思うのはやめるべきだ。少なくともコードを読める必要がある。開発の現場では、コードを書いたことがないと本当の役には立たない。コードを書いたことのない人間が、間違った指示をプログラマにして、結果的に捨ててきた開発費は恐ろしいものがある。

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