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2012年2月14日 (火)

トランジスタ技術3月号はカメラモジュールの製作記事:画像処理は見えるので面白い

 トランジスタ技術 2012年 03月号はカメラモジュールを用いたいろんな応用例の製作記事である。今から20年以上も前、私は画像処理の技術開発をしていたことがある。一番経験が深いのは通信技術なのだが、通信技術というやつは、基本はA地点からB地点まである情報を正確に届けることが技術の基本なので、コンテンツには手をつけない完全に黒子の世界である。一方、画像処理も黒子技術であることには変わりないが、処理そのものが眼に見えることが多く、やっていて楽しい技術である。20年以上も前には、カメラモジュールそのものが高価で、個人で手の出るものではなかった。マイコンも性能が貧弱で、ちょっとした画像処理をソフトでやるのも時間がかかった。
 ところが、である。この本で紹介されているOV7670というカメラモジュールは1000~2000円で入手できるという。マイコンだってかなり性能が上がっているので、いろんなことができるだろう。記事で紹介されている内容で、車のナンバープレート認識なんて、昔なら本当に大変だったはずのことが簡単に試せる。画像関係の製作記事はそういう意味では面白いと思う。
 ただ、画像処理のやっかいなのが、試しにやってみることと、実用化とはかなり違うということだ。実用化の最大の壁はノイズ処理である。ナンバプレート認識だって、屋外につけたカメラでやるのはかなり大変である。光の料が大きく変化するからだ。まあ、通信でも同じである。基本的には、外界との接点がある組み込み技術の最大の課題の1つはノイズとの戦いである。

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