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2012年6月26日 (火)

マルウエア「Flame」が米国とイスラエルの共同開発とは:一般人に害がなければいいが・・・

 組み込み機器の大きな応用分野である制御システムでのサイバーセキュリティ問題として「Stuxnet」の話題を聞いたのは昨年のことで、制御システムだからこそセキュリティ対策が必要な時代になったといいう感想を以前書いた。
 Flameというマルウエアは非常に高度な技術を使っていると言われている。私は、この領域には全く無知なので何が高度な技術なのかさっぱりわからないが、いろんな記事を見ているとそうらしい。実は、米国政府とイスラエル政府がからんでいた、ということをワシントンポスト紙が報じたという記事を読んだ。少し引用する。

 Flameはイランのコンピュータネットワークを密かに調査および監視し、サイバー戦争に備えるために間断なく情報を送り返していた。米国家安全保障局(NSA)、米中央情報局(CIA)、イスラエル軍も関与しており、核施設を狙ったマルウエア「Stuxnet」を使ってイランのウラン濃縮装置に障害を発生させることも計画に含まれていたという。

 なんとStuxnetも米国とイスラエルの共同開発らしい。本当にサイバー戦争をしているのだ。
 軍事技術というのは、民間レベルへ降りてくる。それが平和利用であればいいのだが、拳銃などのように、そのまま一般市民にとって害になるようなものもある。マルウエアなんて、その類いになりかねない。サリンは、かつて軍事用に開発された毒ガスが、オーム真理教というテロリストでも作れるようになった。これらのマルウエアも、その技術がテロリストに渡るとどうなるかわからない。一般市民に害が出てこないとも限らない。政府は、武器を作るのではなく、防御技術に力を入れるべきなのではないだろうか?

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