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2012年7月31日 (火)

ホンダイノベーション魂!が単行本になった:ホンダのイノベーションの現場が伝わってくるような本

 日経ものづくりという雑誌で連載されていた「ホンダイノベーション魂!」という記事がある。毎号楽しみにしていた記事である。ホンダでは、はしごを外されるという言葉を、実力以上の仕事を与えられて、それをやりきるように求められるという意味で使うと言うことをこの記事で知って、びっくりしたという話を以前書いたことがある。
 記事の連載されていた雑誌が、生産技術系の雑誌だったため、開発系の人はあまり読んでいないと思うが、この連載は、ホンダが輝いていたころのイノベーションの現場を活写した本である。本当に強烈な話ばかりでびっくりする。今のサラリーマン化してしまった会社で、ここまで極端なことはできないが、でも今のままでも何もイノベーションは出ない、だから何か始めないといけない、そう思わせる連載であった。
 この連載をまとめた単行本が出た。ホンダ イノベーションの神髄――独創的な製品はこうつくるである。ホンダ イノベーションの神髄という題名は、本当にこの本の中身をそのまま現している。だが、後半の独創的な製品はこうつくる、という題名は、少し違う。もちろん、そうした話もあるが、独創的な製品は個性的な技術者がつくる、とか、こんなことでは独創的な製品はつくれない、とか、いろんな話が満載だ。この著者自体が、エアバッグという自動車開発では表舞台ではないような開発で、独創性を発揮し、製品化するという個性的な人であり、そのパワーあふれる文章を表現するなら、連載のときの表題の「ホンダイノベーション魂!」の方がぴったりである。そういう本だ。

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