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2012年10月 2日 (火)

鉄鋼メーカーって研究者は800人しかいないんだ-研究開発費は700億円も使うんだ

 日経ビジネス10/1号を読んでいたら、新日本製鉄と住友金属工業が合併して新日鉄住金が誕生するという記事がのっていた。日経ビジネスなのでビジネスに関する記事なのだが、その中でびっくりしたことがあった。
 新日鉄住金は世界第2位の鉄鋼メーカーで、研究開発費は年間700億円、研究者800人の会社になる、とあった。
 研究者がたったの800人しかいないの?というのは驚きである。あれだけ大きなある意味で日本の産業を支えてきた一流企業でも、研究者は800人しかいない。電機系メーカーは、新日鉄住金より売り上げが小さくても、もっと研究者はいるのではないか。800人ということは、年に20~30人程度しか新卒の研究者を採用しないということである。かなりびっくりだ。
 でも、その800人で年間700億円の研究開発費を使うというのも別の意味でびっくりである。1人1億円弱である。研究者1人あたりの研究開発費は、電機系メーカーと1桁違うように思う。さすがに、重厚長大産業は研究開発段階から資金が必要なのだろう。
 そもそも、大学時代から学科ごとになっているので、大学時代以降の友人は同じ業界の人間が多くなる。他業界のことは、同じ理系の仕事でも知らないのが実体であろう。今回この記事を読んで、技術開発といっても、形態はいろいろなんだろうなあ、と想像した。技術立国といっても、なかなか一律の政策ではうまくいかないんだろと思った。

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コメント

 いくら研究費突っ込んでも強度上げる研究だけではだめじゃない?日立金属は機械構造材料の現在の問題点は、摩擦にあるとして、境界潤滑の開発モードに移行している。つまり今までと違う異次元の理論(CCSCモデル)を開発し、自動車、産業機械の高性能化のための鉄づくりををしているわけだ。
 ハイテンは軽量化だけだが、軽量化、摩擦損失低減、耐久性能向上の3つが同時向上するという。

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