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2012年10月24日 (水)

開発の現場から:組み込みにおけるシリアル通信の重要性

 昔のPCには、RS232Cのコネクタが必ずついていた。パソコン通信が全盛時代、モデムに接続するためにRS232Cは必須だった。時代は変わり、今やRS232CコネクタがついているPCは皆無である。私自身、ネット接続がEtherになってからRS232Cを使ったことはない。
 でも、組み込みではRS232Cは現役である。評価基板などでは、今でもRS232Cが使われている。製品の中でもそうだ。RS232Cそのものではないが、その通信方式として、非同期のシリアル通信は今でも現役である。ところが、この技術がなかなか伝承されていないのである。
 Etherに比べると、通信速度も遅いので、シリアル通信なんて簡単だと思い込んでいる。しかし、TCP/IPという3層/4層までの通信ソフトがきっちりとデファクトで用意されている世界とは異なり、シリアル通信はハードと密着した通信で、ソフトしか知らない技術者ではたちうちできないような問題が起きる可能性がある。
 と言っても、基本さえわかればそんなに難しい技術ではないので、現場での技術継承ができていれば、何も問題はないと思うのだが、それができていないのである。そんなこともわからずに、通信をやっているにか、と叫びたくなるようなことを平気でやってくれる。シリアル通信なんて昔の技術だ、ということでバカにせず、一度素直に勉強して欲しいと思っている。

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