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2012年12月27日 (木)

言語はいろいろ変わるが結局はフォンノイマン型コンピュータで動く

 フォンノイマン・アーキテクチャがコンピュータの基本であるということについて、以前書いたことがある。
 最近、いろんな言語が開発され、全てPCの上で走っている。しかも、その開発環境も無料だったりして、誰もが気軽にオブジェクト指向言語とか関数型言語とかを試せる時代になっている。
 私が学生だった頃はは、高級言語マシンというのが研究されていたことを思い出した。当時、アセンブラ全盛時代で、C言語とかは高級言語と呼ばれていたのである。その高級言語をコンパイルするのではなく、そのまま実行できるコンピュータを作ろうというのである。その後、この技術そのものはどうなったのか知らない。
 それと少し異なるアプローチだが、C言語のように手続き型とは異なる言語、たとえばPrologなんかを実行するのに最適なコンピュータを開発しようという試みもあった。第5世代コンピュータのプロジェクトなんかは、これにあたるのだろう。
 でも、今や、ハードの時代ではなく、ソフトの時代だ。実際のCPUの上に仮想コンピュータを実装して、その上でいろん言語を走らせるというアプローチになっている。
 昔は仮想コンピュータというのは、本当に実行に時間がかかったり、メモリーが必要だったりして、実用的ではなかった。でも、今や、コンピュータの性能が格段にあがって、仮想化というのがトレンドになってしまっている。今のCPUは、所詮はフォンノイマン。アーキテクチャなので、手続き型言語を実行するのが最も高速だ。JAVAなんかでソフトを書くというのは、効率が悪いと、私のような古い技術者は思ってしまう。でも、処理に10日かかるか1日かかるかは重要でも、1秒か0.1秒かの違いは重要ではない。結局、CPUの高速化が、仮想化という技術を実用にした。いわば、仮想化によって、オブジェクト指向言語とか関数型言語とかの非ノイマン・アーキテクチャ的言語をノイマン・アーキテクチャ上で実行できるようになったのである。すごいことである。
 技術の進化の方向性は本当に想像もできない。

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