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2013年3月 6日 (水)

技術の継承に関する記事を読んで共感した部分と違和感を感じた部分

 定年まであと10年を切った身として、技術の継承という話題は、興味のある話題であり、以前も書いたこともある。
 日経ビジネスONLINEに、団塊世代の大量引退以降、「技術の継承」はできたのかという記事を興味深く読んだ。少し引用する。

 技術の継承とは、技術の進歩が伴うべきです。ある時代に、前の時代から受け継いだ技術を何も変化させず、次の時代に伝えるのは、よくありません。技術を預かっている時代の人は、それを成長させ、新しい技術を加え、要らなくなった技術を取り除くべきなのです。それを各時代の人が繰り返し、長く継承されていくのが真の技術です。

 その通りという気もするし、そうかなあという気もする。技術の継承という文脈で語られている技術とは何か、によって、実はこのあたりの考え方が少し違うのかもしれない。
 この著者が言っている技術は、開発対象としての技術である。そんなものは、そのまま伝承されても陳腐化するというのは当たり前である。私の中では、それは技術の伝承とは思えない。そうではなく、もっと技術の原理的なもの、技術に対する考え方をどう伝承するか、というのが重要だと思う。基礎ができていれば、応用はできる。でも応用だけを学んでも、基礎ができていないとそれを発展させることはできない。
 つまり、この著者が言っている「それを成長させ、新しい技術を加え、要らなくなった技術を取り除く」ということのできる技術者をどう育てるのか、そのためには何を継承していくべきなのか、という議論が必要なのではないか、という気がする。

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