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2013年8月 9日 (金)

LSIというブラックボックスを守るための新技術開発と新技術の安売り

 前回に引き続き、インテルの話である。
 インテルといのは、すごい会社である。自社のCPUという技術をブラックボックス化するために、あらゆる努力を惜しまない。その典型が、インターフェース技術開発だろう。
 たとえば、USB技術を先導したのはインテル社である。USB技術そのものはインテルにとって儲かる技術ではないだろう。USB関連チップの売り上げなどCPUに比べればたかがしれているからだ。でも、その技術開発や規格化などに積極的に乗り出す。そしてすごいのは、そのインターフェース技術をただ同然で公開してしまうことである。そのことによって、PCの価値が高まる。そのUSBインターフェースを持ったCPUをインテルが提供する。インターフェース技術はただ同然で公開されるが、CPUそのものは相変わらず高価でブラックボックスのままである。
 何がコア技術かを見極め、コア技術の価値を高めるために、周辺技術開発の金をかけ、その開発した技術を公開するというようなことをできる企業は、日本にはいないだろう。技術戦略の恐ろしさを感じる。

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