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2013年8月25日 (日)

用途開発という面白さ:消えるボールペンと漫画家

 販売総数4億本!「消せるボールペン」大成功の法則という記事を読んだ。消えるボールペンとして人気のフリクションボールの開発話である。この記事で面白いと思ったのは、フリクションボールの応用である。少し引用する。

 通常、漫画は下書きを鉛筆で書いてその上にペン入れを行い、最後に消しゴムをかけて絵を完成させる。これをまず薄い色のフリクションボールで下書きをして、その上からペン入れを行い、最後にドライヤーの熱で下書きのフリクションインキを消し飛ばしてしまう。こうすればいわゆる「消しゴムがけ」という作業を省略することができる。もちろん消しカスも一切出ない。

 こんな応用があることは、フリクションボールの開発者は思ってもみなかったろう。でも、開発者が思ってもみなかった応用例によって価値が出てくるという例はいろいろとある。前にも書いたが、サランラップはもともとは軍事用途だったのを、開発者の奥さんがそのラップで野菜を包んでいたのを見て、食材の保存用途へ応用することを思いついた。
 新製品の開発では、新しい用途を提案するというのが基本である。たとえば、iPhoneなどはその典型だ。開発者側が新しい価値を提案している。しかし、用途開発というのは、開発側だけでなく使う側からなされることがある。用途開発というのは、いろいろな側面がある。

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