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2013年10月16日 (水)

ビッグデータというのは他人のふんどしで相撲をとるということなのか

 ビッグデータで英語が話せる?という記事を読んだ。機械翻訳というのはコンピュータ応用で大きな分野である。今までいろいろな技術が開発されてきたが、グーグルがビッグデータ活用でそうした今までの技術よりも精度の高い翻訳を成し遂げたというのである。少し引用する。

学術書の類や国際連合をはじめとする国際機関の様々な書類など、2カ国語以上に相当な精度で訳されていると思われる膨大な言語資料を統計的な手法で処理。可能性として最も高いと考えられる訳語を、文法にかかわらず抽出するというものだ。

 以前、私は、ビッグデータという言葉の怪しさ-集めても活用できるのか?という感想を書いた。ビッグデータというのはいかにも怪しげなバスワードだ、という感想である。今でも、単に集めるだけで、何か新しい価値を生むというのは幻想だと想っている。でも集めることで、今までの技術を超えるものができる可能性もある、ということをこの実例は示している。
 ただ、もととなるデータは、正確な翻訳でないと意味がない。そういう意味では、正確な翻訳文という他人の褌がなければ、翻訳という相撲はとれないわけである。こういう技術を、どう位置づければいいのだろう?

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