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2013年11月28日 (木)

デンソーが半導体に取り組む意義:機械のバラツキは確かに難しい課題だろう

 デンソーは自社に半導体プロセスまでもつ会社だそうだ。「機電一体の意義は、機のバラつき補正にあり」、デンソーがGSA Forum Japanで講演 - 半導体デバイス - Tech-On!という記事で初めてそのことを知った。機電一体というのは聞き慣れない言葉だが、機械と電子の統合という意味らしい。その意義はどこにあるのか。記事から少し引用する。

 機電一体化の意義は、「バラつきが多い機械(機構)部品の補正にある」と述べた。その具体例も同氏は紹介した。ディーゼル車用の圧力センサー内蔵の燃料インジェクター(噴射器)である。バラつきを抑えることで、従来型のインジェクターに比べて安定した噴射が可能になり、燃費が向上するという。

 なるほど、と感じる。しかし、かつて家電メーカーも同じようなことを言っていた。アナログ回路のバラツキや、量産時の調整などを解消するためのに、アナログ回路とデジタル回路を混在したLSIを手がける。そのLSIの中に、セットメーカーのノウハウを入れるためには、自社で半導体を作る必要がある、という論理である。でも、今や、家電メーカーは半導体部門を切り離そうとしている。
 もちろん、機械の方がアナログ回路よりもバラツキは大きいし、ノウハウも必要な技術なのだろう。でも、いつまでもそうなのかは少し疑問だ。ビジネスで必要だから垂直統合する、というのはある。でも、技術の優位性の観点から垂直統合するというのは、いつまで続くのだろうか、と、負け組の電機関連メーカーに勤める私なんかは思うのだ。杞憂であればいいが。

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