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2013年11月24日 (日)

ハッキングでなくてもプライバシーが流出する可能性

 前回前々回と、ハッキングに関する話題について書いてきた。この問題は、明らかに悪意のある攻撃側からいかにして守るかということだ。つまり悪者がはっきりしている。
 しかし、ネット社会というのは、悪意がなくてもプライバシーを侵害してしまうことがあるというやっかいな性格を持ってきている。それは、圧倒的なデータをほとんどコスト0で収集できてしまうという性質による。第1回:現実世界のデータ化とプライバシー問題 - 家電・PC - Tech-On!という記事はそのあたりの事情をよく解説されている。少し引用する。

 家電のスマート化の流れに乗って、テレビやカーナビなどの情報機器だけでなく、体温計や血圧計などの健康器具、冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった身の回りにあるさまざまな家電機器がネットワークにつながる。こうした機器が吐き出す「生活ログ」をサーバーに集めることができれば、屋内外を問わず、人の動きをより鮮明にインターネット・サービス側で判断できるようになる。

 その通りである。これにより、よりよいサービスが期待できる。それは、一般的なサービスではなく、個人別のサービスが可能になるということであろう。そして、その「個人別」という部分が、ある閾値を超えるとプライバシーに化けるのである。やっかいなのは、その閾値は、明確に定まるものではなく、社会通念の中で決まるものであり、なおかつ時期が経つにつれて変わっていくものである。今まで集めてきたデータがいきなりプライバシーデータになる可能性だってあるのである。

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