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2013年12月12日 (木)

縦書きの記事をスキャンしてPDFファイルにするとき右とじの設定ができない不思議さ

 別のblogで書いたことであるが、スキャナで雑誌などの記事をスキャンしてPDFファイルにするときに不思議なことがある。縦書きの記事であれば、その記事は右とじで読めるように設定しなければならないはずである。ところがスキャナ付属のPDF作成ソフトでは、そうできないのである。そのblog記事では、この解決方法についても書いたのだが、ここではなぜそんなことが起きてしまうのかということについて少し考えてみたい。
 私が推測するに2つの可能性が存在する。1つはそもそも縦書きの記事は右とじにするものだという意識が開発者になかったという可能性である。開発者というのは技術者である。技術者が読む技術書とか技術雑誌は、大抵の場合、横書きである。横書きの場合は左とじにすいればいい。PDFのデフォルトは左とじである。つまり右とじにしなければならないというのは、縦書きの本を読む場合にのみ必要なのである。スキャナを開発している技術者は縦書きの本を読んだことがないのだろう。まあこれは、皮肉である。さすがにそんなことはないであろう。
 もう一つの可能性は、このPDF化するソフトの開発を海外でやってるという可能性である。つまりそもそも縦書が存在しない国で開発すると、縦書きの文章というものは右とじにしなければならないということを気付かないだろう。おそらくこちらの方が可能性が高いのではないかと思っている。
 このPDFの文書を右とじにするというのはそんなに難しい話ではない。PDFファイルそのものにプロパティ設定する場所があって、そこを右とじ設定すればそれでいいだけの話である。おそらくスキャナ付属のPDF化ソフトに、PDF作成設定の所に「右とじ」というチェックボックスをつけて、生成されるPDFファイルを右とじするという程度のソフト開発は簡単である。たぶん、開発量にすれば1人日もあれば可能な程度だ。それを放置しているというのは、日本でドキュメントスキャナーを販売する会社の怠慢としか言いようがない。縦書きは日本の文化である。その文化を守るというのもメーカーの大事な仕事であるはずだ。

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