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2013年12月17日 (火)

東京工業大学のスパコン「TSUBAME-KFC」の油浸冷却は注目の技術だったんだ

 

 東京工業大学の省電力世界トップの油浸スパコン「TSUBAME-KFC」については、以前書いたことがある。日経コンピュータReport - 「から揚げ」スパコンが省電力世界トップに:ITproによると、ここで使われた油浸冷却技術は、注目の技術のようだ。「液浸装置の主要ベンダーである米グリーン・レボリューション・クーリング(GRC)製品を採用」ということは、既に液浸装置は商用化されている技術らしい。こんなことは、全く知らなかった。スパコンに使われているので、特殊な技術なのかと思っていたが、どうやらそうではない。東京工業大学のスパコンの開発陣は、本当に、技術を見つけてきて、利用するのがうまい。特殊な技術だと高価なものになるが、既に商用化されているものなら、コストは下がる。
 面白いのは、「ボードが故障した場合、油漬けのボードを洗浄して修理するのに多大な手間がかかる」という話である。それはそうだろう。油汚れは掃除が大変だ。故障ボードを放置する、あるいは修理せず新品と交換する運用であれば、大きな問題にはならない、とあるから、ボードの耐久性能、コスト、故障ボードがあっても全体としては動く技術などが、この技術を使うポイントなのだろう。
 でも、「TSUBAME-KFC」のネーミングのKFCの部分は、油浸とひっかけたとしか思えない。大事な自分たちの開発技術にこうしたしゃれを許すというのも面白いプロジェクトだ。

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