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2014年1月 6日 (月)

コンピュータを使うと馬鹿になる:確かにそういう側面もある

 

 記者の眼 - 「コンピュータを使うと馬鹿になる」という指摘は馬鹿にできない:ITproという記事を読んだ。この筆者の記事は好きでよく読んでいる。またこのブログにもこの人の記事の感想を何度か書いたことがある。この筆者特有の相変わらず面白い題名で、題名を見ただけで筆者がわかった。
 この記事の内容は、ソフトウェアの開発にコンピューターを利用することによって、どんどん開発効率が上がるものの、その反面、開発者のコンピューター技術に関してはむしろ落ちてきているのではないか?という話である。少し引用する。

 開発支援ツールを使ってソフトを自動生成すると開発の生産性は高まるが、技術者が工夫しなくなり、成長が止まる。コンピュータがブラックボックスになってしまい、その原理原則をしっかり理解していない技術者が出てくる。


 コンピュータの利用によっていろいろな能力が落ちてきたいうのは、よく聞く話である。ここでも、ソフトウエア開発以外に、いくつかの例が紹介されている。少し引用する。

 「原価計算をコンピュータで処理するようになって、経理部門の中に原価計算ができる人間がいなくなってしまった。かつては全員、自分で計算できたのだが」「コンピュータを使った与信を導入した結果、貸し倒れがかえって増えた」「設計図をCADで描くようになってから、設計者のスキルが落ちた」といった声をしばしば聞く。

 実はこの手の話はコンピューターを使うということがだけではないであろう。色々と便利なものを使えば使うほど、それにに類する能力落ちてくるというのはよくある話である。例えば自動車によって人間の歩く能力が落ちてきたというのもよく聞く話である。
 ところがコンピュータというのは、人間の知的能力に直結する部分を支援することが多い道具のため、コンピュータを使ったがために能力が落ちてしまったと言うような例に挙げられやすいのであろう。今更コンピュータの無い時代に戻るわけにはいかない。またコンピュータを使うことによって効率が上がることは確かであり、それをもとに戻すわけにはいかない。どう共存していくか、という当たり前の結論になるのだろう。

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