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2014年3月25日 (火)

ネジの重要性:ギリシャに遅れること1000年で日本に入ってきた技術

 NECのWISDOMというサイトで面白い連載が始まった。「歴史を動かした工作人間列伝~イノベーターの発想と生き方~」という連載である。連載の趣旨が理系好みである。少し引用する。

 人間の本質は道具を作り、それを使用することにあるとした、工作する人<ホモ・ファーベル>という概念。人と動物とを分かつ哲学的な人間観である。
 日本には、近代以前からその時代の常識を打ち破り、新たなものを生み出した工作人間たちの存在があった。
 本連載では、日本のレオナルド・ダヴィンチたちの功績に迫り、今に受け継がれるその精神を探り、現代にも通用するイノベーションのヒントを導き出す。技術立国、ものづくり大国と言われてきた日本の誇りを取り戻すべく、ビジネスの視点から、現場で使える“生きた歴史”をエッセーとコラムで綴っていく。

 歴史好きの理系人間には興味がわく連載である。連載の第1回は平賀源内、第3回は佐久間象山と有名な人である。第2回は八板金兵衛という鉄砲鍛冶で、私は寡聞にして知らなかったが、戦国時代に海外から種子島に渡来した鉄砲を日本で最初に作った人だそうだ。鉄砲が渡来してから、短い期間で日本で鉄砲が製造できるようになったという史実は、日本人のものづくりのルーツを見るような話である。
 この記事の中で、全く知らなかった指摘があった。ネジの存在である。日本人はそれまでネジというものを知らなかった。ネジは、すでに紀元前400年ごろにギリシアで発明されているのに、日本人はそれを知らなかったらしい。ネジというのはものを作るうえで重要な技術に違いない。鉄砲そのものよりも、ネジというものを知り、使えるようになったことの方が日本の技術へのインパクトは大きかっただろう。
 そういえば、本田宗一郎がヨーロッパに視察したときに、工場でプラスネジを見つけて、工業化における重要な部品であるということを即座に見抜きこっそり持って帰ったというエピソードを思い出した。それまで日本にはマイナスネジしかなかったのである。日本は、ネジに関しては少し苦手なのかもしれない。

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