« 「寝落ち」:私のような中年には全く理解できない世界 | トップページ | ローカルビジネスがファンをエンゲージメントするためには:カタカナ用語というのはさっぱりわからない »

2014年4月 7日 (月)

センサー部に電源が不要のパッシブセンサーネットワーク:日経テクノロジーonlineの記事より

 センサーネットワークの最大の問題の1つは電源である。 AC電源を確保できる場所ならともかく、それ以外のところでは常にこの電源の問題がつきまとう。デバイスを低消費電力にすることによって、電池でも駆動できるというセンサーネットワークのデバイスが多く発表されている。とは言え電池寿命は2年から5年というところが一般的である。使っているうちに、電池交換しなければならないということがあり得る。家庭内の機器であれば、電池交換したり、電池寿命によって機器そのものを交換したりということも可能であろう。
 一方、センサーの設置場所まで行くことそのものが大変というような場合もあり得る。屋外で水位や雨量を測定するセンサーというのは、いろいろな場所に設置されていて、電池交換や機器交換が大変なもののうちの1つであろう。
 電源をなくせ、光ファイバーの減災センサーを実証へ - Social Device - 日経テクノロジーオンラインという記事を読んだ。この記事ではセンサー側の電源が不要になるというセンサーネットワークの技術が紹介されている。「パッシブセンサーネットワーク」というらしい。基本的には光ファイバーを使う。光ファイバーがセンサーネットワークのセンシングとデータ伝送とを実現するといううまい方式である。少し引用する。

 センシングのうち水位計測には、屈折率を周期的に変化させたFBG(fiber Bragg grating)加工を施した光ファイバーを使う。センター側からノード側へ光を発すると、FBGによって特定波長のみが反射する。光ファイバーに力が加わって歪んだ場合にはFBGの周期が変わり、反射光の波長もシフトすることから歪みを検知できる。今回の水位計では、水位に応じて光ファイバーを歪ませる機構を導入している。

 なかなか素晴らしい技術である。しかも初期導入コストが既存の方式に比べて5分の1になるという。こうしたセンサーネットワークが国中に張り巡らされることによって、天気予報に関する技術は確実に進歩するに違いない。また防災情報のデーターの基本にもなるであろう。日本らしい画期的なシステムになるのではないかと期待したい。

« 「寝落ち」:私のような中年には全く理解できない世界 | トップページ | ローカルビジネスがファンをエンゲージメントするためには:カタカナ用語というのはさっぱりわからない »

技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568535/59429997

この記事へのトラックバック一覧です: センサー部に電源が不要のパッシブセンサーネットワーク:日経テクノロジーonlineの記事より:

« 「寝落ち」:私のような中年には全く理解できない世界 | トップページ | ローカルビジネスがファンをエンゲージメントするためには:カタカナ用語というのはさっぱりわからない »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ