« OpenSSLの脆弱性:バージョンアップできないサイトというものも数多くあるのだろう | トップページ | 標的攻撃は防げない:日経ITproの記事より »

2014年4月17日 (木)

通信の未来を変えるNFVのインパクト:日経コミュニケーション4月号 ‏

 日経コミュニケーション4月号の特集は、「通信の未来を変えるNFVのインパクト」である。NFVという言葉はこの特集を読むまで知らなかった。NFVは、Network Functions Virtulizationの略で、専用のハードウエアで実現していた通信事業者のネットワーク機能をソフトウエア化し、汎用の仮想化基盤上に集約する仕組みだそうだ。通信事業者はNFVを導入することで、汎用サーバーを使うことによるコスト削減や、柔軟なネットワーク構成の実現、迅速なサービス立ち上げなどを可能にするといったメリットが得られるらしい。
 また、仮想化か、といのが正直な感想である。サーバーの仮想化技術は今や当たり前になっている現状から考えて、このNFVも当たり前になるのかもしれない。CPUの高速化とネットワークの高速化によって、実現可能になった技術とえるだろう。
 この記事の概要は、モバイルが全てを飲み込む――MWC2014報告 - MWCで見えたNFVの真のインパクト、そして商用化に向けたロード...:ITproというネットの記事で読める。Mobile World Congress2014(MWC2014)に関する記事なので、この記事が掲載された時に読んでいたはずなのだが、日経コミュニケーションを読んでからNFVというキーワードでこの記事を見つけるまで、全く記憶になかった。
 たぶん、「通信事業者のメリット」という部分で組み込み技術者には関係ないと思って読み飛ばしたのだろう。だが、このNFV技術の応用の1つであるvCPE(Customer Premisies Equipment)についての記事は、組み込み技術者にも興味のある内容だ。
 家庭内の無線LAN機能付きホームゲートウエイを、vCPE技術を用いて、通信事業者の網側で仮想的に構築する。そうすると、STB(セットトップボックス)機能が無い古いタイプのホームゲートウエイが、NFVによって仮想的にSTBが追加されるというようなことが可能になるという。家庭にあるホームゲートウエイの機能が、通信事業者の網側で構築できるのである。将来、組み込み技術者は、必要なくなっていくのかもしれない。サーバーや網側に機能が移っていくというのは、組み込み技術者にとって脅威である。

« OpenSSLの脆弱性:バージョンアップできないサイトというものも数多くあるのだろう | トップページ | 標的攻撃は防げない:日経ITproの記事より »

技術」カテゴリの記事

組み込み技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568535/59485826

この記事へのトラックバック一覧です: 通信の未来を変えるNFVのインパクト:日経コミュニケーション4月号 ‏:

« OpenSSLの脆弱性:バージョンアップできないサイトというものも数多くあるのだろう | トップページ | 標的攻撃は防げない:日経ITproの記事より »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ