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2014年5月 7日 (水)

技術というのは問題解決の手段である:S Oil HERE balloonの映像で思ったこと

 日経ビジネスオンラインのアナログへの原点回帰で大躍進したIT企業:日経ビジネスオンラインという記事で、S Oil HERE balloon - YouTubeについて紹介されていた。内容そのものについてはこの映像を見ればすぐにわかるが、日経ビジネスオンラインの記事より少し引用してみる。韓国での駐車場の空きスペースを見つけるという問題に対する解決手段の製造である。

クルマが駐車すればバルーンは見えなくなり、クルマが離れれば「HERE(ここ)」と書かれたバルーンが浮かび上がる。駐車場のスペースにバルーンを備え付けるだけという極めて少額の投資で、ドライバーは一目で空きスペースが分かり、右往左往しなくて済むのだ。

 普通に考えれば、それぞれの駐車スペースにセンサーを付けて、そのセンサー情報を集約してどこに空きスペースがあるかというのを表示するというシステムにするのが正攻法であろう。現に日本の屋内駐車場の場合、その列に空きスペースがあるかどうかを表示するようなシステムをつけている場合が多い。昔はかなり間違いが多く、空きがあるという表示を信用して進むと実際には空きスペースがないということがよくあったが、現在ではかなり改善されていて頼りになる場合が多い。
 ただ、このシステムをそのまま屋外駐車場で応用するのは難しい。空きを表示するランプをつける場所が難しいし、また駐車スペースの空きを検出するセンサーも屋外仕様にしなければならず高価なものになるに違いない。それに比べてこの映像で紹介されている方法は、確かに簡単な方法である。
 もちろんこれを本当に実用的なものにするにはいろいろな障害がある。そもそもこのバルーンを浮かび上がるような形で維持するのは、それなりの費用が必要であろう。またいたずらによってこわれたりする場合も多いに違いない。ただ問題を解決するという手段としては、こういう発想もあるのだということについて参考になる。技術というのはあくまで問題解決の手段である。問題解決できればどのような技術を使ってもいいのである。

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