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2014年7月14日 (月)

「ハードウエア・ファースト」の企業の実績と自信:日経ITProの記事より

 ソフトとハードの“衝突”による新たな付加価値の創造」を掲げたSolid2014での講演が面白い。ネットが再定義する、すべての“リアル” - [4]ハードウエア企業が見る未来:ITproによるとGE社の基調講演で「ハードウエア・ファースト」の企業の実績と自信を語ったという。この手の話は、グーグル社などのネット企業がIoTをにらんでハードの世界へ進出するという構図で語られることが多いが、GEは、“ハードウエア・ファースト・カンパニー”として、130年間の実績がある。私たちはハードウエアを知っている」と語ったのだそうだ。
 組み込み技術者として電機メーカーに勤めている私の会社でも、技術のトップがこう語って欲しいものである。
 ここでGE社がハードウエアとソフトウエアの融合による4個の可能性を示した。

  • マシンと話すことができるようになる:現在、一般に産業用機器を扱うには高度なトレーニングが必要になるが、データ分析やユーザーインタフェースの改善によって、多くの人が理解しやすい形になる
  • 利己的な機械:ちょっとわかりにくい翻訳である。たぶん、自立的な機械、という意味だと思う。センサーを取り付けた機械が自己分析し、パフォーマンスを高めるために適切な材料やエンジニアリングを“自ら”見つけていくというシナリオ
  • 私心のない機械:複数の機械が相互に情報を交換し合い、全体としてパフォーマンスを最適化するシナリオ
  • 垣根を壊す機械:3Dプリンターや設計用ソフトウエアの広がりにより世界中の頭脳がネットワークでつながる

 欧米のプレゼンはこうしたコンセプト的な話がうまい。なるほどと思わせる話である。

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