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2014年9月10日 (水)

照明という昔からある技術でもかなり進化をしているということを知った:日経テクノロジーonlineの記事より

 モナ・リザをよみがえらせた、“存在なき”LED - 半導体デバイス - 日経テクノロジーオンラインと言う記事を読んで、LED照明の可能性についてかなりびっくりした。それと同時に照明の技術というものの奥深さを知ることができた。
 照明というのは単に明るいだけではダメであるということはさすがに素人の私でもよくわかる。照明の種類によって、照明の位置によって、PCの画面に照明が映り込むかどうかなのがかなり変わるからである。また前にも書いたように極端に寿命の短いLED照明すらある。
 ルーヴル美術館の照明ともなると、そういう簡単なことだけではなく、美術品をどのように見せるかという表現にまで切りこんだ技術が必要となるようである。この時に必要な技術というのは、LED照明というハードウェアを作る技術だけではなく、どう表現するかというソフトウェアを合わせた技術になる。記事から少し引用する。

 こだわりを持つ美術館スタッフから最終のゴーサインが出るまで、幾度となくミーティングを繰り返すことでスタッフに納得してもらえたという。最終的に「赤の間」は最適な光を手に入れることができた。それとともに、照明器具の総消費電力を60%低減し、器具の総重量を72%軽くすることに成功している。また、LED照明にしたことにより、メンテナンスの手間も減った。

 つまり物作りだけではなく現場のスタッフの話を聞いてそれを実際に実現するためにどうすればいいかということを理解しているエンジニアが必要なのである。そうなると単に物作りが得意なメーカーではなく、本当に照明のことを理解した現場のエンジニアがいる企業が重要になってくる。日本の企業が生きる道というのは、高い技術力+その高い技術力を現場で生かせる高いスキルを持ったエンジニアということになるのかもしれない。

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