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2014年11月27日 (木)

Interface1月号の特集は「920MHz無線」:現状では特定用途にしか使えないが

 Interface 2015年 01月号の特集は「920MHz無線」。
 920MHz帯は,数年前に電波法の改正で特定小電力無線で使えることになった比較的新しい帯域である。通信速度は50~100kbps程度だが,通信距離は屋外見通しなら最大2kmくらい可能である。2.4GHz帯を使っているWiFiは,みんなWiFiを使っているおかげで,マンションなどでは混雑がひどく,かつ電子レンジの影響も受ける。ただ通信速度は50Mbps程度と,920MHz帯とは3桁も異なる。簡単に言えば,920MHz帯というのは,通信速度が遅くてもいいので,WiFiよりも通信距離が必要だったり,安定した通信が必要な場合に選択する周波数帯域と言える。
 では,どのような用途が考えられるかというと・・・,実はあまりない。スマートメーターが920MHz帯を使うというのが決定しているが,これは電力値といいう通信速度が必要ではない程度のデータ量を,安定に長距離で伝送したいというニーズにぴったりの用途だったのだろう。私自身は,他には思いつかない。
 本誌の内容は,例によって,技適取得済みの無線モジュールの紹介,920MHz帯で使える無線規格,無線規格ARIB STD-T108で知っておくべき基本事項,現在検討中のIEEE 802.11ahと,一通りのことが学べる。ただ,ふつう使う無線は,2.4GHz帯のWiFiやBlueToothであろう。920MHz帯での開発が必要な技術者でない限り,あまり役に立たないかもしれない。

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