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2015年1月27日 (火)

Google DeepMind:人工知能の進化を加速することになるのか

 宮本和明のシリコンバレー最新先端技術報告 - 「Google DeepMind」が驚異的な速さで学習!人工知能への危機感も高まる:ITproによると、Googleが人工知能のベンチャー企業を買収したらしい。しかもその人工知能技術が、かなり進んだもののようなのだ。前に、シンギュラリティの話を書いたが、こうした話が現実に一歩近づいたという感じがする。
 私の理解では、最近の人工知能技術のブラークスルーはDeep Learningである。このDeep Learningには、当然、いろいろな手法がある。ただ、いづれにせよ、Learningが必要で、そのLearningのためのデータが重要である。コンピュータ将棋が強くなったのは、当然、Deep Learning技術の進歩もあるが、デジタル化された棋譜があって、それをLearningできたというのも重要なポイントだろう。
 Googleが買収したDeepMind社は、Deep Learningの一手法「Convolutional Neural Network」 と学習モデル 「Reinforcement Learning」を組み合わせたシステムらしい。つまり、Deep Learningであることは確かだ。ということは、そのLearningに使われるデータによって、その応用にふさわしいLearningが可能になる。そのためのデータを最も多く保有しているのがGoogle社であることも確かであろう。素晴らしい技術と、豊富なデータによって、人工知能を加速させることになるのだろう。ただ、救いは、その技術進歩の中に倫理規定を盛り込もうとしていることである。少し引用する。

ちなみにHassabis(DeepMindの創業者)は、買収条件の一つとしてGoogleが社内に倫理委員会を設立することを求めた。GoogleがDeepMindを既存サービスに統合する際に、人工知能の使用目的が社会倫理に反していないかを、公平に審査するメカニズムの制定を求めたものと思われる。さらに、HassabisはGoogleがDeepMindを軍事目的で利用しないことも要求している。

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