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2015年1月 1日 (木)

パーソナルコンピューティングの30年より:日本発OS「TRON」 その挑戦と挫折(1988年)

 少し前に引き続きパーソナルコンピューティングの30年という本の記事を基に、思い出したことについて少し書いてみたい。
 「TRON」プロジェクトの成果は、実際に今でも使われている。私にとって関係の深い組み込み用のITRONである。メモリーの豊富な組み込み機器では組み込みLinuxを使っているが、センサー端末のような小規模な組み込み機器では今でもITRONが使われている。
 「TRON」のそもそもの最初の構想は組み込み用だけではなかった。パソコン用のBTRON、電話交換機用のCTRONが用意されていた。教育用コン

ピューターをめぐるBTRONとMS-DOSとの攻防はかなり有名な話である。今から見ても、BTRONの発想は画期的で、教育用に純粋に考えるならどう考えてもBTRONの方がよかったのに、と思う。WindowsがまだVer.2で、全く使いものにならなかった時代である。
 結局は、BTRONもCTRONも実用化されず、組み込み用のITRONだけが残った。今の日本の産業構造を象徴しているかのような話である。

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