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2015年1月16日 (金)

情報処理1月号の特集は「シンギュラリティ」:この特集でこの言葉を初めて 知った-結構怖い話だったりする

 情報処理 2015年01月号 の特集は、「シンギュラリティ」である。まず、シンギュラリティとはなにか、という部分を引用する。

 シンギュラリティ(Technokogical Singularity、技術特異点)とは、人工知能脳の知的能力が全人類の知的能力の総和より大きくなること、またはその時点
である。その時点より未来は予測が困難なので、一般相対論の時空のシンギュラリティにならってンギュラリティと名付けられた。

 わかったようなわからないような話だ。これだけでは、ある時点で予測困難な状況が起きるというだけだ。もう少しわかりやすい話を引用する。

 超知能とはいかなる賢い人をもはるかに凌ぐ知的な機会である。そのような機械の設計も知的活動なので、超知能はさらに知的な機械を設計できるだろう。こうして知的爆発が生じて、人類は置いて行かれる。超知能の発明が人類最期の発明である。

 つまりシンギュラリティが起きた時点で、知的生産の担い手は、人類から人工知能(超知能)に移行する。人工知能の進化は、指数関数的に進化するので、シンギュラリティ以降の進化は、人類には想像もつかないし、制御もできない、というのである。そして、その時点が2045年だというのである。2045年といえば、あと30年後である。
 こういう話が、情報処理という情報処理学会が発行している雑誌に掲載されているというところがポイントである。絵空事ではないということだろう。本誌の中では、シンギュラリティに関して、いろいろな側面から書かれている。もちろんシンギュラリティは起こり得ないという意見もあるが、2045年という時期は別にして、多くの筆者はシンギュラリティということがあり得るという見解のようである。
 そういえば、AIの研究開発に思慮分別を呼びかける公開書簡、Stephen Hawking氏らが署名 - Computerworldニュース:Computerworldというニュースがあった。一流の科学者たちは既にこういう事態に懸念を表しているのだ。
 シンギュラリティが人類にとって吉と出るか凶と出るかは予測できない。問題は、起きてからでは制御不能になるかもしれないということである。昔、地球爆破作戦という映画があった。そのSFと同じようなことが本当に起きるかもしれないと懸念されているということであろう。
 私は、シンギュラリティの実現など見たいとは思わない。この特集の別刷り情報処理2015年1月号別刷「《特集》人類とICT の未来:シンギュラリティまで30 年?」もあるので、興味のある人は読んでみることを勧める。

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