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2015年3月21日 (土)

グーグル社の新社屋:日本企業との違いを感じる

 週末スペシャル - シリコンバレーにもついに建築の波がやってきた:ITproに掲載されていたグーグル社の新社屋はすごい。会社の建物という範疇を超えている。まるで劇場とかショッピングモールの案を見ているようだ。
 もともと、シリコンバレーの企業は、社員をフルに働かせるための福利施設に力を入れてきた。優秀な人間にフルで仕事をさせる必要経費だと思えば、十分にペイするからだ。今度の新社屋は、単にフルで仕事をさせるだけでなく、本当に新しいものを考え出すための環境とは何か、ということを考えて設計されている建物のように思える。
 優秀な人間の能力を目一杯活用しよとしたのが、福利施設の充実。優秀な人間の能力をさらにストレッチしようというのが、今回の新社屋というところだろうか。
 日本の企業では、そもそも、優秀な人間を選抜するという仕組みもない。特に、チームワークを重視するメーカーでは、能力よりも協調性を重視する傾向がある。
 私自身は、平凡な技術者なので、協調性を重視する企業で、ワークライフバランスを重視した生活を送るというのが身に合った生き方である。米国だって、これほど能力重視の企業がたくさんあるわけでもあるまい。
 だが、日本にも本当に優秀な技術者はいる。今までも、とても足元にも及ばないという技術者に会ったことが何度もある。でもその技術者たちは、私と同じように、きわめて平凡な真四角の古い建物でユニフォームを着て仕事をし,おいしいとはいえない社内食堂で昼食を取っていた。こういう技術者達が、本当に活躍できる企業があってもいいと思う。優秀な人材が全て起業すればいいというものでもないだろう。優秀な技術者の能力を存分に発揮させることのできる日本企業ができることを、日本の将来のために望んでいる。

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