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2015年4月26日 (日)

身代金ウイルス:個人にとって最も厄介なウイルスかも

 感染すると端末やデータをロックし、その解放の見返りとして金銭を要求する身代金ウイルスに関する記事記者の眼 - 身代金ウイルスがあなたを狙う、今年はワードからの感染に注意せよ:ITproによれば,日本でも実際に被害が出ているという。少し引用する。

 要求された身代金はビットコインで15万円分。相談者は払うことはなかったようだが、IPAは「身代金を支払ったとしてもファイルが元に戻る保証はなく、たとえウイルスを駆除できたとしても、暗号化されたファイルは元に戻りません」と注意を呼び掛けている。

 身代金ウイルスという名前の通り,被害者から加害者へ身代金を支払う必要がある。これが,窃盗型の犯罪と異なる部分だ。誘拐などの実世界での犯罪では,身代金の支払いで犯罪者が特定できる場合が多い。ところが,ビットコインによる支払となると,身代金の支払いまでバーチャルになる。つまり,捕まる可能性がかなり減少する。
 そうなると,ウイルスの配布さえ仕込んでおけば,あとは,被害者がビットコインで支払いをするのを待てばいいので,手間をかけずに金が手に入ることになる。個人の場合,盗まれて困るような情報はあまりない。カード番号が盗まれても,そのカードを止めてしまえば,被害は最小限に抑えられる可能性が高い。だが,端末やPCをロックされると,話はやっかいだ。15万円くらいなら払おうかと思う人もいるだろう。アダルトサイトからの偽請求と同じ理屈だ。
 問題は,加害者に金を渡したところで,ファイルが元に戻るわけがないことだ。そんな親切な犯罪者はいないだろう。
 つまり,自衛策は,まずウイルスに感染しないこと。これは,怪しいファイルは開かないなどの,古典的自衛策を徹底することである。あとは,万が一ウイルスに感染したときのために,ファイルのバックアップすることだ。
 従来は,ハードディスクの故障対策のために,ファイルバックアップをしていたが,今後はウイルス対策のためにもファイルのバックアップが重要になる。だが,ファイルバックアップは面倒だ。私も月1回程度しかできていない。せめて週に1回くらいの頻度に増やす必要がありそうだ。

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